あらすじ

【約束のネバーランド】ノーマンからの手紙ネタバレ【約ネバ】

ノーマンからの手紙の表紙

【ネタバレ注意!】約束のネバーランド(約ネバ)の小説、「ノーマンからの手紙」のあらすじネタバレを掲載しています。「ノーマンからの手紙」の内容について詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

ノーマンからの手紙のネタバレ

出荷前のノーマンがエマに向けて書いた手紙

ノーマンからの手紙は、出荷直前のノーマンが脱獄計画の内容を記したものです。手紙の冒頭は以下のように始まります。

「親愛なるエマへ。この先の計画をここに記す。」

ノーマンは出荷前に、エマとレイから姿を消すように言われていました。しかし、ノーマンは自分を犠牲にしてでもエマとレイを助けることを最初から決めていたのです。

「決行は、2か月後。恐らくレイの誕生日。その前夜。」

この次のパートからは、ノーマンの思い出が綴られています。

GFハウス幽霊騒動

★ハウスに幽霊が出た!?

エマ「ノーマン!レイ!ねぇオリビアから聞いたんだけどさ、ハウスに幽霊が出るんだって!」

ノーマン「えっ幽霊?」

レイ「・・・・・・は?」

エマ「幽霊ってどうしたら会えるのかな?」

どうしても幽霊に会いたいとはしゃいでいる4歳のエマ。現実主義のレイと困惑しているノーマンの反応が面白いです。3人は幽霊について調べるべく、図書室に行くとノーマンが幽霊について書いてある本を持ってきます。

★幽霊に手紙を出すエマ

ノーマン「ほら、こっちにもこんな本あったよ。」

エマ「ねぇ!これ見て!枕の下に幽霊への手紙を入れておくと、夜の間に幽霊に届きますって書いてある」

レイ「嘘くせぇ・・・・・・」

早速手紙を書くエマ。内容は、

「ギルダを怖がらせないでね。私は会いたいです!」

というものでした。そして、3人は幽霊に会うために幽霊が出現した場所を全部調べてみることにしました。

★ただの絵が、光の当たり方でお化けの絵に見えただけ?

エマ、ノーマン、レイは夜に部屋をこっそりと抜け出すと噂の絵のところへ行きます。

エマ「ああっ、オバケになってる!」

レイ「マジかよ」

エマ「幽霊がやったのかな?」

ノーマン「ううん、エマ。この絵は昼間と何も変わってないんだよ。これ、だまし絵になってるんだよ。」

どうやら絵のオバケは”ただの点を人の顔だと錯覚しただけのもの”だったみたいです。夜になって絵の白い部分だけが浮かび上がるようになると、オバケが書かれているように見えてしまうのでした。

次は、白い幽霊の噂を確かめにいきます・・・!

★白いオバケはシーツのおねしょ跡を隠蔽しようとするチャッキー

白い影は2階から1階に降りてくると、そのままバスルームへ入っていきました。

エマ「よし、いまだ!」

エマは逃げ場のないバスルームに入っていった幽霊に大きな声をかけます。

エマ「幽霊さん!こんばんは!」

幽霊「わっ」

幽霊は右往左往した後、ノーマンとレイを突き飛ばして廊下へ出ようとしました。しかし、準備した十字架を持つエマが幽霊の前に立ちはだかります。

エマ「こらー!二人にひどいことするなー」

そして、幽霊に両手で持った十字架を思いっきり振り下ろした。

エマ「アクリョータクサーン!」

悪霊退散を間違えちゃうエマがかわいいですね。

幽「うう・・・エマ痛いよ。」

エマ「ええっ何でチャッキーが!?」

そしてシーツには大きな世界地図が出来ていました・・・。豪快におねしょを漏らしてしまったようです。チャッキーは、みんなには言わないでくれと懇願した後自室へ戻っていきました。

次は、3人はピアノの幽霊を調査していきます・・・!

★ピアノの幽霊は一人で暗い曲を弾きたいロベルトのしわざ

悲しげなメロディーが、夜のハウスに切れ切れに響いています。

エマ「ピアノの幽霊だ!」

しかし急いで音楽室に行くと、誰もいませんでした。レイは、こっそりとピアノの鍵盤に白い絵の具を塗っています。

レイ「やっぱりな。幽霊なんて、いないんだよ。明日の朝になれば、幽霊の正体がわかる。」

そして翌日・・・。指先にべったりと白い絵の具がついていたのは、ロベルトでした。暗くて手元が良く見えなかったロベルトはレイの作戦にはまってしまっていたのです。

ロベルト「俺も暗くて手元よくみてなかったんだ。黒鍵がなんか汚れてるなって思った時には遅かったよ。」

エマ「なんで夜に弾いてたの?」

ロベルト「自由時間に引いてると、みんな寄ってきちゃうじゃん。でもさ、そうすると明るい曲弾いた方がいいかなーって思うから・・・・・・。」

ロベルトはみんなに気を使って、夜に暗い曲を弾いていたのでした。そのせいで幽霊の噂がたっていたのです。

★幽霊からの手紙は・・・イザベラが書いたもの!?

枕の下に幽霊への手紙を書いていたエマですが、そこには手紙の返答が・・・!

「エマ、お手紙ありがとう。僕を探してくれるのはうれしいけど、夜にベッドを抜け出して、バスルームや音楽室に行くのはよくないよ。夜はちゃんと眠ってね。ハウスの幽霊より」

ノーマンはこの手紙を読んであごに手をやります。

ノーマン「あそこにいたの、僕たちだけなのに。」

ノーマンは誰が書いた手紙なのか、全く見当がつきません。しかし、後々考えてみると手紙の幽霊の正体はイザベラだったとすぐにわかります。イザベラは、エマが幽霊への手紙を枕の下に入れることを知っていました。そして、発信機で3人の正確な位置をチェックしていたのです。

★誰よりも強く優しいエマのような存在になりたいノーマン

ノーマンは幽霊探しの日を思い出しながらエマのことを考えています。

ノーマン「あのころからエマは怖いもの知らずだった。家族思いで、そのためならなんだってできた。今回の”脱獄”だってそうだ。レイも自分もエマのようにすべては選べなかった。」

コニーが鬼に殺されるのを見た日、めったに涙を見せることのないエマが泣きました。自分が死ぬかもしれない恐怖で泣いたのではなく、愛するコニーを失い、これからも家族を失うかもしれないと思って、泣いたのです。

ノーマン「すごいよな・・・」

ノーマンはエマを誇らしく思うのと同時に、自嘲の笑みを浮かべていました。エマと、レイと自分の3人なら逃げられる、そんな風におもっていたからです。

ノーマン「あんなふうになりたい。」

ノーマンはずっと昔からそう願い続けていたのです。

エマが泣いた日

★エマのハンカチを探して雨に打たれ、後日熱になったノーマン

ある日、エマが落としたハンカチを雨の中探しに行って、熱を出してしまったノーマン。治療のため、医務室にノーマンが隔離されてしまいました。

エマ「私がハンカチを落としたから、ノーマン雨の中探してくれて、それで風邪ひいたんだ・・・」

レイ「大丈夫だって。ノーマンの風なんていつものことだろ。すぐ治るって。」

ノーマンは病弱でよく風邪になっていたようですね。ノーマンのために何かしたいエマは、次の日の自由時間に薬の本を探しに図書室に入りました。そして、図書室の本の情報を頼りに薬を探しに森に行くエマ。

★薬の元となる花を探しに森に行くエマとレイ

エマ「あ・・・あった!!」

レイ「よし!」

紆余曲折あったものの、ハウスの外の森の中で薬の元となる花を見つけてノーマンの元に帰るエマとレイ。

エマ「ママ、早くこれを、ノーマンに。」

イザベラ「エマ・・・残念だけど、これは、その花じゃないわ。」

★ノーマンが死ぬと思って大泣きするエマ

どうやら薬の元となる花を間違えてしまったエマとレイ。そしてノーマンが大病だと勘違いしていた様子です。エマは医務室に駆け込んでいきます。

ノーマン「どうしたの?こんな夜中に、泥だらけで・・・。あ、ケガまで!」

エマ「ノーマンが生きてる。」

ノーマン「えっ・・・。」

木から落ちてけがをしても、不安なことがあっても悔しくても、泣かなかったエマですが・・・今回ばかりは大きな声をあげて涙を流します。

エマ「ノーマンが・・・っ、死んじゃうかも、っておもっでぇ!」

本当に自分がつらい時、絶望に打ちのめされた時、エマは歯を食いしばってそれに耐えますが、誰かのためには涙を流します。そんなエマのことを、ノーマンはとても大切に思っているのです。

鳥かごの中のNER(ネル)

以前ハウスの中で、子供達は小鳥を飼っていたことがありました。その鳥の羽根を飾りに使って旅立つ姉に贈ったのです。

★森で小鳥を見つけて飼うことにしたエマ

自由時間にエマとレイ、ノーマンが森で遊んでいるとまだ羽根が生え変わったばかりのひな鳥がいました。

エマ「逃げてかないね。」

ノーマン「ケガしてるのかな?」

エマ「助けてあげようよ!」

レイ「エマ、やめとけって。野生動物なんだし、そのままにしといたほうがいい。」

エマ「でも飛べないみたいだし、このままここにいたら死んじゃうかもしれないじゃん!」

レイ「それもこいつの運命だろ。」

冷淡に言い捨てるレイは、弱者を切り捨てる現実主義者です。しかし、弱者も目に入るものは助けてあげたいエマはレイにいら立ってきました。

エマ「じゃあレイとここで出会ったのも、この子の運命だよ!!」

ノーマン「あはは、確かに。今回はエマの言うことも一理ある。」

流石に2対1では分が悪かったのか、レイは言い返すことを諦めます。そしてエマはイザベラ(ママ)に小鳥を飼っていいのか聞いてみると、ママはこう言いました。

イザベラ「ちゃんと世話するのよ?物置に鳥かごがしまってあったはずだから、出してくるわ。小鳥の世話は拾ってきた3人が責任を持ってやること。」

★鳥の名前はエマ、レイ、ノーマンの頭文字をとってNER(ネル)に

エマ「まずは、この子に名前を付けてあげないと!」

初めから考えるつもりのないレイは、隣に立つノーマンに意見を言わせることにします。

ノーマン「うーん、じゃあレイとエマ、それから僕の名前の頭文字を取って、NER(ネル)っていうのはどうかな?」

エマ「わぁ、それすごくいい!レイは?ネルってどう?」

レイ「なんでもいいって・・・」

エマ「じゃあ、小鳥の名前はみんなから一文字ずつ取って、ネルに決定!」

3人は鳥かごの中でネルを育てることにしました。もちろん、飛べるようになったら、ネルは森に返してあげるつもりです。

★エマ達の姉のスーザンの出荷が決定する

消灯後の食糧庫でイザベラから無慈悲な宣告を受けるレイ。

イザベラ「急な出荷予定が入ったわ。」

レイ「・・・先週、出荷ばっかだろ。」

イザベラ「私だって驚いているわ。けれど、本部からの指示だもの。」

レイ「それで?」

イザベラ「次の出荷はスーザンよ。マンに一つもないと思うけれど、スーザンは頭がいい子だから、何かおかしな動きがないかしっかりと見張っておいてね。」

レイはスーザンのお節介にとても救われており、本当は救出してあげたい気持ちがあります。しかし、今スーザンを助けることができたとしても、出荷されるのがエマかノーマンに変わるだけなのです。レイにとってエマとノーマンの二人は何にも代えることができない存在なため、レイはスーザンが出荷されることを観念します。

★エマとノーマンはネルを逃がす。

スーザンは出荷の日、ネルを連れて行くことになっていましたが、エマとノーマンは前日にネルを逃がしました。場面はスーザンが出荷されて、エマがレイにネルを逃がしたことを白状するところです。

エマ「自由に空を飛び回りたいって、思うもん。」

レイ「は、はは・・・ほんとに、お前らさ。」

ノーマン「エマが言い出したんだよ。ネルを逃がそうって。で、スーザンが悲しまないように代わりのもの何か用意したいって。」

エマ「間に合わないかと思って、焦ったよ。あ、レイのは私が編んだのだから、ちょっとがたがたしてると思う。」

エマとノーマンはネルの羽を使って、ミサンガを作ってスーザンに渡していたのでした。

★鳥かごから飛んだネルと脱獄する子供を重ね合わせるノーマン

ノーマンはこの時のことを思い出して、先の見えない、真っ暗な夜の空へ飛んでいくネルを脱獄するエマ達に重ね合わせていました。

39人目の女の子からの贈り物

★ハウスのみんなに愛されている事実を振り返るノーマン

ノーマンは出荷直前、ハウスのみんなに愛されていることがわかった事件を振り返っていました。その時に自分が誓った言葉を思い出し、ノーマンはやるせなく閉じた瞳を開きました。

「いつか、大人になったら・・・」と。

ノーマンがみんなに愛されていることを知った事件は出荷年の春ことでした。

★ハウスに見たことのない少女を見つけるノーマン

みんなとかくれんぼをしているとき、ノーマンはハウスの窓に見たことのない謎の少女を見つけました。その少女はハウスでは見たことのない明るいサンゴ色の服を着ていたのです。ノーマンはすぐに少女を確認しようとしましたがすぐに窓辺からいなくなってしまいました。

★エマとレイ、ノーマンで謎の少女を探すことに

ノーマンはエマとレイに謎の少女のことを相談してみると、好奇心の強いエマとレイと一緒に謎の少女を探すことになりました。

エマ「・・・ハウスに見たことのない女の子?」

ノーマン「うん、この制服じゃなくて、ドレスみたいな恰好で髪の長い子。」

エマ「外から迷い込んできた子、とか?」

レイ「ありえねーよ。」

レイはハウスの真実を知っているのでエマの発言を即否定します。

レイ「けどノーマンが言うなら、ただの見間違いってことはないと思うんだよな。探そうぜ、その謎の女の子。」

エマ「うん、本当にいるなら会ってみたい!」

★屋根裏部屋にバケツに入った謎の液体を見つけるノーマン

早朝、ノーマンは謎の少女の手がかりを見つけるため、ハウスの中を探索していると屋根裏部屋にバケツに入った謎の液体を見つけました。午前のテストが終わると、すぐにエマとレイに話をしに行くノーマンです。

ノーマン「ちょっと二人に見てもらいたいものがあるんだ。」

エマ「何?」

ノーマン「今朝、早起きして昨日見た女の子をさがしたんだけど。」

エマ「えっ。」

ノーマン「そしたら屋根裏に、バケツに入った液体があって。」

レイ「液体?水じゃなくて?」

ノーマン「うん、暗がりだったけど、色がついてたのは確かだ。何かちょっと独特なにおいがして。・・・足跡が消されてる・・・。」

レイ「足跡?」

ノーマン「バケツが全部なくなってる・・・確かにここにあったのに。」

レイ「その・・・水みたいななのが入ったやつ?」

ノーマン「うん・・・それに足跡もあったんだ。僕のより、少し小さいくらいの。」

レイ「床、これ・・・誰かが掃いてるな・・・」

ノーマンは起床のベルが鳴る直前にここにやってきた後、午前のテストが終わってすぐにここへやってきました。

ノーマン「テストの間に、誰かが移動させたんだ。」

エマ「それができるのって」

レイ「ママか、その女の子だろ。」

★ハウスの中で不審な行動をしている兄弟たち

午後の自由時間、なぜか数人に兄弟が階段を上がっていこうとしています。こんな春先の暖かな陽気にはみんなが外で遊びたがるはずなのに、です。

ノーマン「あれ、ナット達は外に行かないの?」

ナット「今日は、みんなで中で遊ぼうって。」

アンナ「うん、そう。えーっと、やりたいことああるから。」

ノーマン「コニーも?」

コニー「うん!みんなでね、べ・・・勉強するんだ!」

ノーマン「遊ぶんじゃなかったの?」

コニー「!!あ、いや・・・勉強してから、遊ぼうって言ってて。」

ノーマン「ふーん?じゃあ僕も中で。」

ドン「あぁっ!ノーマンいたいた!昨日は不戦勝みたいに終わってたからな、今日こそ実力で見つけ出してやるぜ。」

ノーマン「うっ、え?ドン?」

ドン「ほらほら早く、外行こうぜ!」

ノーマン「苦しい、ドンっ。」

ノーマンは、共通点のない兄弟達が集まって勉強する理由が分からないままでした。昨日の時点ではエマやレイだけを怪しんでいたノーマンですが、ハウス全員が何かを隠していることに気が付いてきました・・・。

★ノーマン達は謎の少女を証拠を求めて食糧庫を探すことに

ノーマン達は会話の流れから、謎の少女を探すために、食糧庫をチェックすることになります。

ノーマン「うん、一日考えてみたけど、やっぱりママが関わっていないと、誰かがハウスで身を隠し続けるのは不可能だと思う。」

エマ「じゃあやっぱりママが女の子のこと隠してるってこと?」

ノーマン「僕たちに引き合わせられない何か事情があるのか・・・そもそも、いつからいたのかわからないけれど」

レイ「とにかく、全く痕跡を残さずにハウスにいるとか不可能だろ。少なくとも、食糧は必ず一人分多く必要なわけだし。」

エマ「あ、なるほど。じゃあ食糧庫チェックすればいいよね!」

★謎の少女が廊下に・・・!

ノーマン達が食糧庫を確認しようと思い廊下に出ると、謎の少女が廊下の反対側にいます!

エマ「誰かいる!?」

レイ「あのドレスだ。すぐに追え。二階で挟み撃ちにしよう。」

レイとノーマンは二階で挟み撃ちにしようと別々の階段を駆け上がっていきます。二回には、寝支度をしているナイラとマルクが・・・!

ノーマン「二人とも、ここで女の子見なかった?」

ナイラ「ううん、見てない。」

マルク「女の子って?誰の事?」

二人とも嘘をついている様子ではありません・・・。ノーマンはあたりを探して見ましたが、結局何も見つかりませんでした。

★ノーマンの好きな子はエマ・・・?

食堂の外に女の子が現れてから5日が過ぎました。ノーマンはハウスの裏手でレイに声をかけられます。

レイ「ノーマン、大丈夫か・・・?なんでそこまでその女の子にこだわるんだよ。」

ノーマン「え?」

レイ「あれからずっと探してるだろ。ママの書斎や寝室まで忍び込むとか、相当だぞ。」

できるだけ人目につかないように行動していたノーマンですが、レイに全て気づかれていたことにノーマンは驚きます。

レイはにやりと口元をゆがめ、意味ありげな視線をノーマンに向けます。

レイ「ノーマンさ、その女の子のこと。」

ノーマン「いや、違うよ。僕は」

レイ「まだ何も言ってねーし。」

レイは狼狽するノーマンをからかうように言ってその場を立ち去りました。

ノーマンは危うく、「僕の好きな子は違うよ」と口走りそうになっていたのです。しかし、自分でもおかしなほどドレスの女の子が気になっているノーマンです。

★ノーマンの誕生日を祝う兄弟たち

ノーマンは夕食前に年少の兄弟たちとかくれんぼをすることになりました。ノーマンは鬼です。

ノーマン「いーち、にーい・・・5、6」

数えるごとに周りの音が消えていくことにノーマンは何か変だと思います。数を数え終わるころにはハウス中の気配がなくなっていました。ハウスを探していると、廊下にぽつんと立っているイザベラから声をかけられます。

イザベラ「ノーマン、ちょっと来てもらえる?」

ノーマン「みんなは?」

イザベラ「こっちよ。こっちにいるわ。」

ノーマン「外に?どうして?」

イザベラ「出ればわかるわ。」

外に出ると、辺りは完全に真っ暗で音もありません。

ノーマン「どういう・・・」

ノーマンが口は走りかけた途端、パットあたりが明るくなり、クラッカーの音が響き渡ります。

兄弟たち「ノーマン、11歳の誕生日おめでとう~!!」

★謎の少女はエマ!?

あたりには見たこともない様々な衣装を身にまとった兄弟姉妹たちが並んでいました。そして、サンゴ色のドレスと、長い赤毛の少女がそこにいました。その子は、ほかでもないエマでした。

エマ「びっくりした?えへへ、あの女の子は私だったんだよ。」

いつもの少年のような笑顔で笑えばエマに違いないですが、ノーマンはかわいらしい女の子の姿でいるエマから目が離せなくなっています。そんなノーマンの反応に気づかないまま、エマは普段身に着けることのない、長いスカートのすそを無造作に持ち上げます。

エマ「これね、ママに教えてもらいながら、ギルダと一緒に作ったんだ。」

ギルダ「ちょっ、エマ!おむ!似合ってるのに、中身エマのままなんだから!」

エマ「?」

★誕生日プレゼントは”びっくりすること”

エマ「プレゼントは”びっくりすること”だよ!!」

ノーマンをびっくりさせたいがために大がかりな誕生日会を皆が企画してくれていたのです。ノーマンは大人になってもエマと一緒にいたいと心に秘めていましたが、そのことをエマに伝えることはありませんでした。

★ノーマンからエマへの手紙の内容

”僕の分まで、外の世界を・・・真実を見てきて。人間の生きる場所を、作って見せて。この世界を変えるんだ。生き抜いて、大人になって。大丈夫。エマならできるよ。どうかレイを、みんなを。あとを頼む。”

ノーマン「エマ、君のことが、好きだったよ。」

ノーマンは結局その言葉を手紙に書くことはありませんでした。

まとめ

以上がノーマンからの手紙の内容でした。ノーマンの素敵な思い出がギュッと凝縮されている小説となっています。ノーマンのエマへの思いも甘酸っぱくて読んでいてハラハラする内容でしたね!

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